London Report

ロンドンレポートvol.20 ロンドンの冬散歩。カムデン・パッセージで楽しむアンティークとクリスマス雑貨

ロンドンレポートvol.20 ロンドンの冬散歩。カムデン・パッセージで楽しむアンティークとクリ...

こんにちは。川井公式オンラインショップです。 イギリス在住の大学生ひなさんのコラム第20弾!   こんにちは。ひなです。 11月に入り、日本でも一気に冷え込みが増してきた頃でしょうか。こちらイギリスも例年よりは暖かいものの、そろそろ本格的な寒波がやってくるようで、少しずつ冬支度を始めています。 今回はロンドン北部にあるカムデン・パッセージ・マーケット(Camden Passage Market)をご紹介します。 地下鉄Angel(エンジェル)駅から北へ歩きおよそ5分。 大通りから一本細い路地に入ると、アンティークショップやカフェ、歴史のあるパブが立ち並ぶ、こぢんまりとした通りが現れます。 比較的小さめなマーケットで、地元の人たちと観光客の方が緩やかに行き交う落ち着いた雰囲気が特徴的でした。 一時間ほどあればゆっくり見て回れる規模感で、大きなマーケットで疲れてしまう方にはぴったりかもしれません。 アンティークマーケットは毎週水曜日と土曜日に開催されており、より賑わう土曜日の訪問がおすすめです。 ちなみに、よく混同される「Camden Market(カムデンマーケット)」とはまったくの別の場所なので注意が必要です。   到着したのはちょうどお昼どきでしたので、最初に通り沿いにある人気のベーカリー「Buns From Home」に立ち寄りました。 ここはロックダウン中に創業者が自宅のキッチンで焼いたシナモンパンを隣人に振る舞ったことから始まったお店で、今ではロンドンに24店舗を展開しています。 今回は看板商品のシナモンパンを購入しました。 期間限定のものも季節によって展開されているので、そちらも注目です。 シナモンパンはスパイスの香りとほんのり甘いしっとりとした生地が絶妙で、寒い時期にぴったりの味わいでした。   このマーケットの見どころはやはりアンティークショップです。 銀ショックやウェッジウッドの陶磁器、古い絵葉書やポスター、切手などイギリスらしいアイテムが並んでいます。 アクセサリー類も豊富で、小ぶりなものから大胆なデザインの物まで、旅行の思い出の品にもぴったりです。 それぞれの店主が誇りをもってセレクトしているのが伝わり、見ているだけでも楽しい時間を過ごせます。   そしてこれからの季節におすすめなのが、クリスマスカードやクリスマス雑貨です。...

ロンドンレポートvol.20 ロンドンの冬散歩。カムデン・パッセージで楽しむアンティークとクリ...

こんにちは。川井公式オンラインショップです。 イギリス在住の大学生ひなさんのコラム第20弾!   こんにちは。ひなです。 11月に入り、日本でも一気に冷え込みが増してきた頃でしょうか。こちらイギリスも例年よりは暖かいものの、そろそろ本格的な寒波がやってくるようで、少しずつ冬支度を始めています。 今回はロンドン北部にあるカムデン・パッセージ・マーケット(Camden Passage Market)をご紹介します。 地下鉄Angel(エンジェル)駅から北へ歩きおよそ5分。 大通りから一本細い路地に入ると、アンティークショップやカフェ、歴史のあるパブが立ち並ぶ、こぢんまりとした通りが現れます。 比較的小さめなマーケットで、地元の人たちと観光客の方が緩やかに行き交う落ち着いた雰囲気が特徴的でした。 一時間ほどあればゆっくり見て回れる規模感で、大きなマーケットで疲れてしまう方にはぴったりかもしれません。 アンティークマーケットは毎週水曜日と土曜日に開催されており、より賑わう土曜日の訪問がおすすめです。 ちなみに、よく混同される「Camden Market(カムデンマーケット)」とはまったくの別の場所なので注意が必要です。   到着したのはちょうどお昼どきでしたので、最初に通り沿いにある人気のベーカリー「Buns From Home」に立ち寄りました。 ここはロックダウン中に創業者が自宅のキッチンで焼いたシナモンパンを隣人に振る舞ったことから始まったお店で、今ではロンドンに24店舗を展開しています。 今回は看板商品のシナモンパンを購入しました。 期間限定のものも季節によって展開されているので、そちらも注目です。 シナモンパンはスパイスの香りとほんのり甘いしっとりとした生地が絶妙で、寒い時期にぴったりの味わいでした。   このマーケットの見どころはやはりアンティークショップです。 銀ショックやウェッジウッドの陶磁器、古い絵葉書やポスター、切手などイギリスらしいアイテムが並んでいます。 アクセサリー類も豊富で、小ぶりなものから大胆なデザインの物まで、旅行の思い出の品にもぴったりです。 それぞれの店主が誇りをもってセレクトしているのが伝わり、見ているだけでも楽しい時間を過ごせます。   そしてこれからの季節におすすめなのが、クリスマスカードやクリスマス雑貨です。...

ロンドンレポートvol.19 イギリスの暮らしを映す建築様式 ― 時代ごとに変わる街の表情

ロンドンレポートvol.19 イギリスの暮らしを映す建築様式 ― 時代ごとに変わる街の表情

こんにちは。川井公式オンラインショップです。 イギリス在住の大学生ひなさんのコラム第19弾!   こんにちは。ひなです。 イギリスはだいぶ冷え込み始め、最低気温が10度を下回る日も増えてきました。 日本では秋らしい過ごしやすい時期でしょうか。 今回は、私がこの3年間で訪れた街や撮影した写真をもとに、イギリスの生活様式を時代順に簡単にまとめてみました。 イギリスでは地域・歴史・政治・産業の影響を受け、住宅様式が大きく変わってきました。 同じ「イギリスの街並み」と言っても、細かく見ると本当に多様です。 「イギリスの街並み」と一言で言っても、地域・歴史・政治・産業の影響によって建物の住宅様式は様々です。何世紀も時間をかけて変わって行った街並みを街ごとや同じ街の中でも感じることができます。 ジョージアン様式 私が訪れた町、Bathでみられるこのジョージアン様式は18世紀から19世紀前半に流行った様式です。 均整の取れたファサードと窓の配置が特徴的なで、Bathでは、Bath Stoneと呼ばれる蜂蜜色の石灰岩が使われ、街全体が統一感のある景観に包まれています。 Bathは紀元1世紀頃から温泉としてして栄え、ローマ風呂や壮大な街並みは1987年には世界遺産にも登録されています。 ジョージアン様式の建物自体はロンドンや他の地域でも見られますが、使われる石やレンガの素材が地域ごとで異なるため、同じ様式でも地域ごとに特色があります。 リージェンシー様式 ジョージアン様式の発展系で、明るい白い外壁 と しなやかな曲線のファサード、鉄製のバルコニー手すり が特徴です。 リージェンシー様式は1800年代初期にジョージアン様式の発展系として流行った様式で、海沿いの地域でよく見ることができます。 白い漆喰と柔らかい曲線のファサードに鉄製の手すりでの装飾が施されているのが特徴です。 特にブライトン等の海沿いの街やロンドンのリージェント公園付近で見ることができます。 海沿いの光に映える美しい住宅街で、当時は上流階級による海辺での保養が流行していたことが海沿いでも発展に繋がりました。 ヴィクトリアン/エドワーディアン様式 海辺の街でよく見られるのがこの2つの様式で、赤レンガの外壁に白い装飾は海辺のリゾート地で見られる形です。 装飾的な見た目のヴィクトリアン様式から20世紀前期に比較的シンプルで明るい印象のエドワーディアン様式へと移り変わりました。 イーストボーンやブライトンではこの2つの様式が混在しており、まさに様式の移り変わり期、産業革命、リゾート文化が交差した都市景観が完成されました。 ヴィクトリアンやエドワーディアン様式自体はイギリス全土で見られますが、地域の素材や建築技術の差で印象が大きく変わっています。...

ロンドンレポートvol.19 イギリスの暮らしを映す建築様式 ― 時代ごとに変わる街の表情

こんにちは。川井公式オンラインショップです。 イギリス在住の大学生ひなさんのコラム第19弾!   こんにちは。ひなです。 イギリスはだいぶ冷え込み始め、最低気温が10度を下回る日も増えてきました。 日本では秋らしい過ごしやすい時期でしょうか。 今回は、私がこの3年間で訪れた街や撮影した写真をもとに、イギリスの生活様式を時代順に簡単にまとめてみました。 イギリスでは地域・歴史・政治・産業の影響を受け、住宅様式が大きく変わってきました。 同じ「イギリスの街並み」と言っても、細かく見ると本当に多様です。 「イギリスの街並み」と一言で言っても、地域・歴史・政治・産業の影響によって建物の住宅様式は様々です。何世紀も時間をかけて変わって行った街並みを街ごとや同じ街の中でも感じることができます。 ジョージアン様式 私が訪れた町、Bathでみられるこのジョージアン様式は18世紀から19世紀前半に流行った様式です。 均整の取れたファサードと窓の配置が特徴的なで、Bathでは、Bath Stoneと呼ばれる蜂蜜色の石灰岩が使われ、街全体が統一感のある景観に包まれています。 Bathは紀元1世紀頃から温泉としてして栄え、ローマ風呂や壮大な街並みは1987年には世界遺産にも登録されています。 ジョージアン様式の建物自体はロンドンや他の地域でも見られますが、使われる石やレンガの素材が地域ごとで異なるため、同じ様式でも地域ごとに特色があります。 リージェンシー様式 ジョージアン様式の発展系で、明るい白い外壁 と しなやかな曲線のファサード、鉄製のバルコニー手すり が特徴です。 リージェンシー様式は1800年代初期にジョージアン様式の発展系として流行った様式で、海沿いの地域でよく見ることができます。 白い漆喰と柔らかい曲線のファサードに鉄製の手すりでの装飾が施されているのが特徴です。 特にブライトン等の海沿いの街やロンドンのリージェント公園付近で見ることができます。 海沿いの光に映える美しい住宅街で、当時は上流階級による海辺での保養が流行していたことが海沿いでも発展に繋がりました。 ヴィクトリアン/エドワーディアン様式 海辺の街でよく見られるのがこの2つの様式で、赤レンガの外壁に白い装飾は海辺のリゾート地で見られる形です。 装飾的な見た目のヴィクトリアン様式から20世紀前期に比較的シンプルで明るい印象のエドワーディアン様式へと移り変わりました。 イーストボーンやブライトンではこの2つの様式が混在しており、まさに様式の移り変わり期、産業革命、リゾート文化が交差した都市景観が完成されました。 ヴィクトリアンやエドワーディアン様式自体はイギリス全土で見られますが、地域の素材や建築技術の差で印象が大きく変わっています。...

ロンドンレポートvol.18 モリスの原点。赤い家「Red House」探訪

ロンドンレポートvol.18 モリスの原点。赤い家「Red House」探訪

こんにちは。川井公式オンラインショップです。 イギリス在住の大学生ひなさんのコラム第18弾!   こんにちは。ひなです。 10月に入りだいぶ冷え込みが増し、秋らしい空気が感じられるようになりました。 今回はウィリアムモリスを語る上で欠かせない建築のひとつRed House(レッドハウス)をご紹介します。 ロンドン郊外・Bexlyheath駅から徒歩20分ほどの場所にあり、現在はナショナルトラストが管理する貴重な歴史建築として一般公開されています。  Red Houseとは  Red Houseとは1859-1860年にウィリアムモリスが建築家であり友人でもあったフィリップウェブとともに設計したモリス自身の自邸です。 両者ともまだ若く、実務経験を積む前に手がけた作品であるため、建築的に必ずしも完成度が高い訳ではありません。 例えば、日光の入り方が不安定な南側にドローイングルームが配置されていたりと、実用面では問題もありました。 しかし、家全体からはモリスと仲間たちが楽しみながら理想の住まいをつくり上げた様子が感じられます。 モリスが家を手放した後、 何度も改装されモリスが住んでいた当時の姿のままではありませんが「芸術と生活の融合」という彼の思想を体現した空間であることは変わりません。  現在はナショナル・トラストによって所有・管理されており、木・金・土曜日に約2時間のガイドツアーが開催されています。(事前にチケットの購入・予約が必要)   アクセス  ロンドン中心部から電車で約30分、Bexleyheath駅 から住宅街を歩くこと20分。 閑静なエリアに突然現れる赤レンガの邸宅と大きな門構えは圧倒的な存在感があります。 到着するとガイドの方が予約を確認してくれ、ツアー開始までの時間は庭の散策を楽しむことができます。 ツアーの時間から少し早めについたので庭を散策したり、別館にあるお手洗いをすませておきます。  庭と外観  庭はRed Houseを語る上で欠かせない要素です。 モリスとウェブはフランスの中世庭園やアートに強い影響を受け、庭のレイアウトにも時間をかけてデザインしました。 ウィロー(柳)やバラなどで境界をつくり、まるで室内の壁のように空間を区切るデザインが施されています。...

ロンドンレポートvol.18 モリスの原点。赤い家「Red House」探訪

こんにちは。川井公式オンラインショップです。 イギリス在住の大学生ひなさんのコラム第18弾!   こんにちは。ひなです。 10月に入りだいぶ冷え込みが増し、秋らしい空気が感じられるようになりました。 今回はウィリアムモリスを語る上で欠かせない建築のひとつRed House(レッドハウス)をご紹介します。 ロンドン郊外・Bexlyheath駅から徒歩20分ほどの場所にあり、現在はナショナルトラストが管理する貴重な歴史建築として一般公開されています。  Red Houseとは  Red Houseとは1859-1860年にウィリアムモリスが建築家であり友人でもあったフィリップウェブとともに設計したモリス自身の自邸です。 両者ともまだ若く、実務経験を積む前に手がけた作品であるため、建築的に必ずしも完成度が高い訳ではありません。 例えば、日光の入り方が不安定な南側にドローイングルームが配置されていたりと、実用面では問題もありました。 しかし、家全体からはモリスと仲間たちが楽しみながら理想の住まいをつくり上げた様子が感じられます。 モリスが家を手放した後、 何度も改装されモリスが住んでいた当時の姿のままではありませんが「芸術と生活の融合」という彼の思想を体現した空間であることは変わりません。  現在はナショナル・トラストによって所有・管理されており、木・金・土曜日に約2時間のガイドツアーが開催されています。(事前にチケットの購入・予約が必要)   アクセス  ロンドン中心部から電車で約30分、Bexleyheath駅 から住宅街を歩くこと20分。 閑静なエリアに突然現れる赤レンガの邸宅と大きな門構えは圧倒的な存在感があります。 到着するとガイドの方が予約を確認してくれ、ツアー開始までの時間は庭の散策を楽しむことができます。 ツアーの時間から少し早めについたので庭を散策したり、別館にあるお手洗いをすませておきます。  庭と外観  庭はRed Houseを語る上で欠かせない要素です。 モリスとウェブはフランスの中世庭園やアートに強い影響を受け、庭のレイアウトにも時間をかけてデザインしました。 ウィロー(柳)やバラなどで境界をつくり、まるで室内の壁のように空間を区切るデザインが施されています。...

ロンドンレポートvol.17 アートの“裏側”を見られる美術館──V&A East Storehouseの魅力とは

ロンドンレポートvol.17 アートの“裏側”を見られる美術館──V&A East Store...

こんにちは。川井公式オンラインショップです。 イギリス在住の大学生ひなさんのコラム第17弾!   今回はロンドン東部、オリンピック・パークに2025年5月に新しくオープンした ヴィクトリア&アルバート美術館イースト(V&A East) の Storehouse をご紹介します。 V&Aといえば、以前ブログでも紹介したサウス・ケンジントンの本館が有名ですが、新しく誕生したStorehouseは少しユニークな存在です。 これまで一般公開されていなかった収蔵庫を開放し、まるで博物館の舞台裏を覗いているような体験ができます。 “働く美術館”という新しい形 館内には約25万点のオブジェクトや35万冊以上の書籍、膨大なアーカイブ資料が保管されています。 ただ展示してあるだけでなく、保存や修復の様子を見学できる「Conservation Overlook」や、自分で作品をリクエストして間近に鑑賞できる「Order an Object」という仕組みもあり、まさに“働く博物館”といった印象でした。 さらに、2026年には隣接してV&A East Museumもオープン予定で、今後の展開にも期待が高まります。 アクセスと雰囲気 アクセスはHackney Wick駅から徒歩約8分。 私はStratford駅から歩きましたが、川沿いやオリンピック・パークの緑を抜ける道のりも気持ちよかったです。 本館同様、入館は無料なので気軽に訪れることができます。 館内の案内と利用の流れ 中に入るとスタッフが来場者を迎えてくれ、初めての人には簡単な説明もしてくれます。 小さなバッグも含め、収蔵庫内には持ち込み禁止なのでロッカーに携帯以外の荷物を預けます。 ロッカー前にはカフェもあり、休憩しやすい環境です。 ただし、ミュージアムショップは併設されていないため、グッズ購入目的の方は注意が必要です。...

ロンドンレポートvol.17 アートの“裏側”を見られる美術館──V&A East Store...

こんにちは。川井公式オンラインショップです。 イギリス在住の大学生ひなさんのコラム第17弾!   今回はロンドン東部、オリンピック・パークに2025年5月に新しくオープンした ヴィクトリア&アルバート美術館イースト(V&A East) の Storehouse をご紹介します。 V&Aといえば、以前ブログでも紹介したサウス・ケンジントンの本館が有名ですが、新しく誕生したStorehouseは少しユニークな存在です。 これまで一般公開されていなかった収蔵庫を開放し、まるで博物館の舞台裏を覗いているような体験ができます。 “働く美術館”という新しい形 館内には約25万点のオブジェクトや35万冊以上の書籍、膨大なアーカイブ資料が保管されています。 ただ展示してあるだけでなく、保存や修復の様子を見学できる「Conservation Overlook」や、自分で作品をリクエストして間近に鑑賞できる「Order an Object」という仕組みもあり、まさに“働く博物館”といった印象でした。 さらに、2026年には隣接してV&A East Museumもオープン予定で、今後の展開にも期待が高まります。 アクセスと雰囲気 アクセスはHackney Wick駅から徒歩約8分。 私はStratford駅から歩きましたが、川沿いやオリンピック・パークの緑を抜ける道のりも気持ちよかったです。 本館同様、入館は無料なので気軽に訪れることができます。 館内の案内と利用の流れ 中に入るとスタッフが来場者を迎えてくれ、初めての人には簡単な説明もしてくれます。 小さなバッグも含め、収蔵庫内には持ち込み禁止なのでロッカーに携帯以外の荷物を預けます。 ロッカー前にはカフェもあり、休憩しやすい環境です。 ただし、ミュージアムショップは併設されていないため、グッズ購入目的の方は注意が必要です。...

ロンドンレポートvol.16 ロンドンの街を歩く特別な一日──London Open House Festival 2025

ロンドンレポートvol.16 ロンドンの街を歩く特別な一日──London Open Hous...

こんにちは。川井公式オンラインショップです。 イギリス在住の大学生ひなさんのコラム第16弾!   こんにちは、ひなです。 イギリスの天気は30分ごとに違う表情を見せ、ひと足早く秋の訪れを感じます。 日本は残暑が厳しい頃だと思いますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 今回は毎年9月にロンドンで開催されるLondon Open House Festival に行ってきたのでご紹介します。 ロンドンオープンハウスフェスティバルとは? まず、London Open House Festivalとは毎年9月にロンドン各地の建築物・住宅・公共空間を一般公開し、普段入れない場所や注目の建築を見学できるイベントです。 予約が必要なガイドツアーやアーティストスタジオの公開、予約不要で自由に出入りできるドロップイン形式など、幅広い形式があります。 2025年は9月13日~9月21日まで開催され、事前予約開始は8月20日正午でした。 700以上の建物、スペース、体験が一般公開され、2024年は累計27万人が訪れたそうです。 予約制のツアーはすぐに埋まってしまうため、事前にアカウント登録などの準備をおすすめします。 今回は、フェスティバル最終日の21日に予約不要の場所を3件まわってきました。   1.Rudolf Steiner House 最初に訪れたのは1926年に設計されたロンドン唯一の表現主義建築Rudolf Steiner Houseです。 Baker Streetの駅から徒歩5分ほどの場所にあります。...

ロンドンレポートvol.16 ロンドンの街を歩く特別な一日──London Open Hous...

こんにちは。川井公式オンラインショップです。 イギリス在住の大学生ひなさんのコラム第16弾!   こんにちは、ひなです。 イギリスの天気は30分ごとに違う表情を見せ、ひと足早く秋の訪れを感じます。 日本は残暑が厳しい頃だと思いますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 今回は毎年9月にロンドンで開催されるLondon Open House Festival に行ってきたのでご紹介します。 ロンドンオープンハウスフェスティバルとは? まず、London Open House Festivalとは毎年9月にロンドン各地の建築物・住宅・公共空間を一般公開し、普段入れない場所や注目の建築を見学できるイベントです。 予約が必要なガイドツアーやアーティストスタジオの公開、予約不要で自由に出入りできるドロップイン形式など、幅広い形式があります。 2025年は9月13日~9月21日まで開催され、事前予約開始は8月20日正午でした。 700以上の建物、スペース、体験が一般公開され、2024年は累計27万人が訪れたそうです。 予約制のツアーはすぐに埋まってしまうため、事前にアカウント登録などの準備をおすすめします。 今回は、フェスティバル最終日の21日に予約不要の場所を3件まわってきました。   1.Rudolf Steiner House 最初に訪れたのは1926年に設計されたロンドン唯一の表現主義建築Rudolf Steiner Houseです。 Baker Streetの駅から徒歩5分ほどの場所にあります。...

ロンドンレポートvol.15「暮らしそのものがアート」──チャールストン・ハウスで感じる芸術と日常の融合

ロンドンレポートvol.15「暮らしそのものがアート」──チャールストン・ハウスで感じる芸術と...

こんにちは。川井公式オンラインショップです。 イギリス在住の大学生ひなさんのコラム第15弾!   こんにちは。ひなです。 イギリスでは少しづつ季節が進み、街で銀杏の匂いが感じられたり朝晩の気温が下がってきたりと秋のはじまりが感じられるようになってきました。そんな中、今回はイングランド南東部にある邸宅 チャールストン・ハウス(Charleston House) を訪れてきました。 チャールストン・ハウスの歴史と背景 チャールストン・ハウスは17世紀に農家の家として建てられましたが、1916年に画家ヴァネッサ・ベルとそのパートナーであるダンカン・グラントが第一次世界大戦中に移り住んだことをきっかけに、作家・芸術家・思想家が集う重要な文化サロンとして機能し始めました。 ここはアーツ・アンド・クラフツ運動の後に発展したポスト印象派やモダニズムを象徴する邸宅で、鮮やかな色彩や抽象的なパターンが特徴的です。 外観は質素な農家風でありながら、内部は壁画や家具、装飾で彩られ、まるで芸術作品そのもののような住空間となっています。 「日常生活と芸術を結びつける」という思想は、アーツ・アンド・クラフツ運動の理念を受け継いでいるとも言えるでしょう。 現在は美術館・博物館として一般公開されており、当時のままの装飾や家具を見学できます。 また、併設ギャラリーでは作家や画家の企画展も開催されています。 アクセスと訪問のポイント チャールストン・ハウスへは、ロンドンから電車で約1時間かけて Lewes(ルイス) という街まで南下し、そこからバスで約15分ほど。 バスの本数は2〜3時間に1本と限られているため、時間には注意が必要です。 開館時間は基本的に水曜日〜日曜日の10:00〜17:00。 チケットは現地購入も可能ですが、混雑時は待つこともあるのでウェブサイトでの事前購入をおすすめします。 ルイスからのバスの道のりはのどかで、田園風景を眺めながら進みます。  Charleston Farmhouse バス停で下車し、10分ほど小道を歩くと目的地に到着。 途中で牛に出会うなど、のんびりとした散策が楽しめました。 邸宅に到着──カフェとギャラリーの楽しみ方 建物に到着すると、想像していたよりも大きな邸宅が目の前に現れます。 左手にあるのは後から建てられたカフェとギャラリーで、右手が本来のチャールストン・ハウスです。...

ロンドンレポートvol.15「暮らしそのものがアート」──チャールストン・ハウスで感じる芸術と...

こんにちは。川井公式オンラインショップです。 イギリス在住の大学生ひなさんのコラム第15弾!   こんにちは。ひなです。 イギリスでは少しづつ季節が進み、街で銀杏の匂いが感じられたり朝晩の気温が下がってきたりと秋のはじまりが感じられるようになってきました。そんな中、今回はイングランド南東部にある邸宅 チャールストン・ハウス(Charleston House) を訪れてきました。 チャールストン・ハウスの歴史と背景 チャールストン・ハウスは17世紀に農家の家として建てられましたが、1916年に画家ヴァネッサ・ベルとそのパートナーであるダンカン・グラントが第一次世界大戦中に移り住んだことをきっかけに、作家・芸術家・思想家が集う重要な文化サロンとして機能し始めました。 ここはアーツ・アンド・クラフツ運動の後に発展したポスト印象派やモダニズムを象徴する邸宅で、鮮やかな色彩や抽象的なパターンが特徴的です。 外観は質素な農家風でありながら、内部は壁画や家具、装飾で彩られ、まるで芸術作品そのもののような住空間となっています。 「日常生活と芸術を結びつける」という思想は、アーツ・アンド・クラフツ運動の理念を受け継いでいるとも言えるでしょう。 現在は美術館・博物館として一般公開されており、当時のままの装飾や家具を見学できます。 また、併設ギャラリーでは作家や画家の企画展も開催されています。 アクセスと訪問のポイント チャールストン・ハウスへは、ロンドンから電車で約1時間かけて Lewes(ルイス) という街まで南下し、そこからバスで約15分ほど。 バスの本数は2〜3時間に1本と限られているため、時間には注意が必要です。 開館時間は基本的に水曜日〜日曜日の10:00〜17:00。 チケットは現地購入も可能ですが、混雑時は待つこともあるのでウェブサイトでの事前購入をおすすめします。 ルイスからのバスの道のりはのどかで、田園風景を眺めながら進みます。  Charleston Farmhouse バス停で下車し、10分ほど小道を歩くと目的地に到着。 途中で牛に出会うなど、のんびりとした散策が楽しめました。 邸宅に到着──カフェとギャラリーの楽しみ方 建物に到着すると、想像していたよりも大きな邸宅が目の前に現れます。 左手にあるのは後から建てられたカフェとギャラリーで、右手が本来のチャールストン・ハウスです。...