井原デニム

藍染綿織物から、デニム生地の産地へ

日本有数の繊維産地として知られる三備地域、備中・岡山県の井原は綿栽培から糸染・製織まですべての工程をこの地でできる貴重なエリアで、そのデニムの風合いや質の高さは世界が誇る欧米ブランドでも絶賛されています。

国産の井原デニムをアパレルだけでなくインテリアの分野で楽しめるよう織・染・洗いなどそれぞれの地元企業に協力を仰ぎながら、デニム壁紙を開発しました。

 

井原が国産デニムのルーツ

井原デニムの発祥は江戸時代中期に綿花栽培・藍染織物が盛んであったことから 始まり、明治から大正時代に織機を導入した織物会社によって厚地藍染の綿織物が 大量に生産され、国内はもとより国外に輸出されるようになりました。 その織物の一つとして「裏白」といわれる表面が藍色、裏面が生成りの厚地織物が 米国の「DENIM」と同様のものだったため、井原が国産デニムのルーツと いわれている所以です。

 綿栽培から糸染・製織まですべての工程を井原でー

 

井原デニムを使ったブランド「THE　I　DENIM」の「I」には、井原・藍・私だけの・愛する・インテリアの といった私たちの想いが込められています。

今回のプロジェクトは、井原に拠点を置く「インテリア川井」の現場を知る女性スタッフが中心となり、織・染・洗いなどそれぞれの地元企業に協力を仰ぎながら開発しました。