【プロが解説】子ども部屋の壁紙選びで失敗しない!インテリアのプロが教える5つのコツ
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子ども部屋は、日々の遊びや学び、成長のドラマが詰まった空間。
その舞台づくりに欠かせないのが「壁紙」の存在です。
ただ可愛ければOK?
いえいえ、それだけではありません。
壁紙の色・柄・見せ方次第で、お部屋の印象も子どもの気持ちも大きく変わります。
今回は、「デザイン性」にしっかり注目した、おしゃれで飽きない壁紙選びのコツをお伝えします。
1. テーマを決めると、デザインに一貫性が生まれる
壁紙を選ぶとき、まず大切なのは「部屋の世界観」を考えること。
- 北欧風にしたい?
- ナチュラルな木の温もりを生かしたい?
- 空や宇宙をテーマにしたファンタジー感?
漠然と選び始めると、柄も色も迷ってしまいがち。
先にテーマを定めることで、色やモチーフの方向性が絞れ、統一感のあるおしゃれな空間になります。
2. ベースは「抜け感のある色」で、広さと明るさを演出
子ども部屋にありがちな失敗は、「カラフルすぎてゴチャゴチャしてしまう」こと。
おすすめは、壁の大部分を淡く、明るいトーンでまとめること。
👉おすすめ
- アイボリーやミストグレーでやさしい印象に
- スモーキーブルーやくすみピンクで落ち着いた雰囲気を演出
- ウッド調の柄を合わせてナチュラルモダンに

ベースをニュートラルにしておけば、家具や雑貨、アートとの相性も抜群。将来の模様替えもしやすくなります。
3. 「1面だけ遊ぶ」アクセントウォールで差をつける
おしゃれな子ども部屋の定番テクニックが、「アクセントウォール」。
壁の一面だけに印象的な色や柄を取り入れることで、空間にメリハリが生まれます。
👉人気のアクセント例
- 星や雲、動物などのモチーフ柄でメルヘンに
- ジオメトリック(幾何学模様)でちょっとモードに
- グリーンやブルーなど深めのカラーで落ち着いた印象に

アクセントは「寝る方向」「学習机の背面」「ベッドヘッドの壁」など、視線が集まりやすい位置に取り入れるのが効果的です。
4. 柄のスケール感と配置に注意!
柄物の壁紙を選ぶときに見落としがちなのが「スケール(柄の大きさ)」。
- 大柄のパターン → 圧迫感が出るので、広めの面や1面だけに使うのが◎
- 小柄のパターン → 全面使ってもなじみやすく、柔らかい印象に
また、柄が上下左右でどこで切れるかもチェックポイント。
家具で隠れない位置に可愛いモチーフが来るように意識すると、完成度がぐっと上がります。
ローラアシュレイのダマスク柄もおすすめ

5. 飽きにくく、成長しても“ダサくならない”バランス感覚を意識
小さな子どもはキャラクターやビビッドな色に心を奪われがち。
でも、子どもはすぐに成長します。
大切なのは、「子どもらしさ」と「長く使えるおしゃれさ」のバランス。
👉プロのおすすめ
- トレンドを追いすぎない、ちょっとクラシックな柄(チェック・ストライプ・ドット・リーフなど)
- 子どもらしさはクッションやポスターなど、小物でプラス
- 壁紙は“舞台”、子どもは“主役”という考え方で
ローラアシュレイのストライプ柄もおすすめ

6. 個性的な壁紙もご紹介します
「1面だけ遊ぶ」アクセントウォールで自分だけの空間を。





当店で施工させていただいたお部屋を紹介させていただきました。
まとめ|子ども部屋の壁紙は、“楽しく、美しく、長く愛せる”が正解!
壁紙選びの5つのポイントをおさらい
- テーマを決めて、世界観を明確に
- ベースカラーは淡く明るく、抜け感を
- アクセントウォールで遊び心と印象をプラス
- 柄の大きさ・位置関係をしっかりチェック
- 飽きにくく、成長しても違和感のないデザインを
子ども部屋は、毎日の暮らしと想像力が育つ場所。
デザイン性のある壁紙で、ただの“部屋”を小さな物語のある空間に変えてみませんか?
サンプルを取り寄せて、実際の光の下で試してみるのもおすすめです。
あなたとお子さんにぴったりの壁紙、きっと見つかりますよ。