柄がある場合の壁紙は何本必要?簡単な計算方法を解説!

柄がある場合の壁紙は何本必要?簡単な計算方法を解説!

「壁紙を貼ってみたいけど、リピート柄だと何本買えばいいの?」
そんな疑問を持つ方に向けて、この記事では

 柄のリピートがある壁紙の必要量(=要尺)の計算方法

をわかりやすくご紹介します。

メジャーと電卓があれば大丈夫!
少し面倒に見えても、手順を追えば意外とシンプルに計算できます。


① 壁のサイズを測ろう

まずは貼りたい壁の 天井高と横幅 を測ります。

例:

  • 高さ:240cm
  • 横幅:330cm

② 壁紙の規格サイズをチェック

輸入壁紙と国産壁紙ではサイズが違います。

  • 輸入壁紙:幅52〜53cm × 長さ10m(ローラアシュレイなど)
  • 国産壁紙:幅92cm × 長さ30m(一般的なタイプ)

今回は「輸入壁紙 幅52cm × 長さ10m」を例に説明します。


③ 柄のリピートとは?

壁紙の柄には「リピート」と呼ばれる一定の繰り返しがあります。

例えば:

  • 花柄の壁紙 → 64cmごとに同じ柄が繰り返し登場
  • 幾何学柄の壁紙 → 32cmごとに同じパターンが出てくる

この「リピート幅」があるために、柄をきれいにつなげるための 余分なロス が発生するのです。


④ リピートを考慮した長さの計算

天井高に加えて、柄合わせ分を考慮して計算します。

例:天井高240cm、リピート64cmの場合

1巾あたり必要な長さ = 天井高 + リピート分
→ 240cm + 64cm = 304cm

さらに上下に5cmずつ余分を見て、
→ 304cm + 10cm = 314cm

つまり1巾あたり 314cm が必要です。


⑤ 何巾必要かを計算

横幅330cm ÷ 壁紙幅52cm = 6.34… → 切り上げて7巾

必要なのは「7巾 × 314cm」です。


⑥ ロール数を計算

壁紙は1ロール=10m(1000cm)。
314cmのカットは 3巾分までしか取れません

7巾 ÷ 3巾(1ロールあたり)= 2.33… → 切り上げて 3ロール必要


✨ ワンポイントアドバイス

  • リピート幅が大きいほどロスも大きい ので、多めに見積もるのが安心です。
  • 壁紙は同じ「ロット番号」で揃えるのが理想。追加購入すると色味が微妙に変わることがあります。
  • 余った壁紙は小物のリメイクやアクセント使いに活用できます!

まとめ

リピートのある壁紙は、柄合わせの分だけ必要量が増えます。

  1. 壁のサイズを測る
  2. 壁紙の規格とリピート幅を確認
  3. 「天井高+リピート+余分」で必要長さを出す
  4. 1ロールから取れる巾数を計算して、必要ロール数を算出

少し計算は増えますが、手順通りに進めれば失敗なく購入できます。

ぜひ挑戦してみてくださいね。

 


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