ロンドンレポートvol.4 イギリスに行ったら絶対に行きたい場所、Liberty London(リバティロンドン)
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こんにちは。川井公式オンラインショップです。
イギリス在住の大学生ひなさんのコラム第4弾!
イギリスの夏にも慣れてきて、暑苦しい気温が少しだけ恋しいです。
こんなことを言ったら日本に住んでいる方には怒られそうですが、25度にもなれば暑すぎてヒィヒィ言っています。
今回はありきたりではありますが、イギリスに行ったら絶対に行きたい場所、Liberty London(リバティロンドン)に行ってきました。
1875年に創業し、150年近くの歴史を持つデパートです。
モリスが活躍した時代に設立されたデパートで、アーツ・アンド・クラフツ運動やアール・ヌーボーのデザイナーやアーティストと強い関係を築き、これらのデザインスタイルの発展に大きく貢献しました。
アーツ・アンド・クラフツ運動を語る上で欠かせない存在です。
ロンドンで一番賑わっている通り、Regent Streetと中華街のあるSohoの間に位置しています。
19世紀初頭に建てられたリージェンシースタイルの建物が並ぶ中、15世紀から17世紀初頭にかけて流行したチューダー様式のリバティが堂々と建っています。
柱や梁などの骨組みが外に露出している特徴的なスタイルなので、一際目立っています。
これらの骨組みは使われなくなった軍艦から再利用されたオークやチークなどの木材で構成されています。
建物自体が建てられたのは1920年代ですが、15世紀から17世紀にかけて流行したチューダー様式が採用されました。
Edwin ThomasとEdwin Stanley Hallの親子2人によって設計され、ラグジュアリーブランドを取り扱うにふさわしい高級感、オリジナリティとクラフトマンシップに重点が置かれてデザインされています。
中に入ると、ショップというよりはお屋敷のような雰囲気で、リバティならではの重厚感のある雰囲気を感じます。
ですが中は吹き抜けになっているので、重厚感と開放感が両立しており、ここでしか味わえない雰囲気を楽しむことができます。
地下1階にメンズの衣服、1階にはラグジュアリーブランドの鞄や化粧品、ジュエリーなどがあり、2階と3階には女性用の衣服、4階と5階には家具やファブリックなどのインテリアが売られています。
建築に圧倒されたいなら5階まで行って吹き抜けを上から覗くことをおすすめします。
ヨーロッパならではの装飾された重厚感のある雰囲気と、自然をうまく融合させた雰囲気を感じられます。
ファブリックエリアやお土産コーナーでは、もちろんモリスデザインの商品を見つけることができます。
ポーチなどの小さな小物から多くの種類の布地まで、豊富な種類の商品が用意されています。
リバティとアーツ・アンド・クラフツ運動の深い関わりを感じられるのではないでしょうか?
モリスの商品以外にもたくさんの種類のお土産が販売されています。
イギリス土産の定番であるショートブレッドやティー、ファッジというキャラメルのようなお菓子まで揃っています。
ラグジュアリーデパートなので少々お値段は張りますが、大切な方やご家族のお土産を買うならおすすめです。
中でも個人的なおすすめはリバティのトートバッグです。
マチが付いており荷物がたくさん入るのと、何といってもデザインが可愛い!
2025年には創業150周年になるので、記念トートバッグが出るのではないかと期待しています。
今回はリバティロンドンについて紹介させていただきました。
ぜひ機会がありましたら足を運んでみてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
次回も楽しみにしていただけたら幸いです。