
【プロが教える】ふすまの種類と貼り替え方法|ウィリアム・モリス柄でおしゃれにDIY
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襖(ふすま)には、日本の伝統を感じられる美しさと、機能的な役割があります。
本格的に張り替えるのは難しそう…と思われがちですが、実は最近では自分で簡単に貼れるふすま紙も登場しています。
この記事では、プロのふすま屋がふすまの種類と貼り方のコツをわかりやすくご紹介します。
襖(ふすま)には2つの種類があります
■ 和襖(わぶすま)とは?
昔ながらの伝統的な作りの襖です。
木製の格子状の「組子(くみこ)」に、和紙や下張り紙を何層にも重ねて貼って仕上げたものを「和襖」と呼びます。
襖特有の柔らかな質感と軽さがあり、通気性もよく、古民家や和室に多く使われています。

■ 戸襖(とぶすま)とは?
戸襖は、近年主流になっている合板ベースのふすまです。
木の枠に合板(ベニヤ板)をはめ込み、その上に紙や布を貼って仕上げます。
見た目は和襖に似ていますが、構造が板状なので強度が高く、モダンな住宅でも多く使われています。

ウィリアム・モリスのふすま紙で手軽にDIY!
✔ 簡単に貼れて(水で貼れます)
✔ 賃貸でもOK!
✔ 上品でおしゃれ!
伝統とデザインが融合した「ウィリアム・モリス柄」のふすま紙は、インテリアのアクセントにぴったりです。
1枚貼るだけでお部屋の印象ががらりと変わります。
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ふすま紙の貼り方(戸襖編)
戸襖は構造がしっかりしているため、枠を外さずに貼る方法をご紹介します。
STEP 1 引き戸を外す
引き戸の外し方

こびょうで固定されていますので、ペンチ等を使用して引き抜きましょう。
引手を外すとこんな感じです。↓↓このビラビラも切り離してまん丸の穴をあけた状態にしましょう。
STEP 2 枠を保護する
枠にのりがつかないよう、マスキングテープ(別売り)で保護します。

STEP 3 ふすま紙を貼る
ふすま紙の裏面を、霧吹きまたは水にぬらしたスポンジで濡らしていきます。
全体的に濡らしたら、3分~5分おいてなじませましょう。

濡らしたふすま紙の上に、枠を外した襖を載せて貼り付ける。
ふすまの上下にご注意ください!


縁の所は地ベラを使用して本体と縁のキワでふすま紙を切ります。

👉 上下の向きに注意!
貼った状態のまま、ふすまと紙を一緒にひっくり返し、中心から外に向かって空気を抜くように手でなでながら貼っていきます。
縁の部分は、地ベラや定規を使って、きれいにカットしてください。
STEP 4 完成
枠や引手と枠を取り付けて、日陰干しで一日乾燥させて完成!
ふすま紙の貼り方(和襖編)
和襖の場合は、枠を外してから貼るのが基本です。
和襖の詳しい貼りかたブログはこちら。
和襖の詳しい貼りかた動画はこちら。
STEP 1 引き戸を外す
引戸の外し方

こびょうで固定されていますので、ペンチ等を使用して引き抜きましょう。
引手を外すとこんな感じです。↓↓このビラビラも切り離してまん丸の穴をあけた状態にしましょう。
STEP 2 枠を外す
枠を外すと、付け直すときに向きがわからなくなりますので、テープ等で目印を貼ります。
上下の枠から取っていきます。マイナスドライバーやバールを使って少しずつ枠を浮かせて行きます。

✅ POINT:枠を付け直す際に迷わないように、テープで向きの印を付けておきましょう。
STEP 3 ふすま紙を貼る
ふすま紙の裏面を、霧吹きまたは水にぬらしたスポンジで濡らしていきます。
全体的に濡らしたら、3分~5分おいてなじませましょう。

濡らしたふすま紙の上に、枠を外した襖を載せて貼り付ける。
ふすまの上下にご注意ください!


STEP 4 完成
枠や引手と枠を取り付けて、日陰干しで一日乾燥させて完成!
動画で確認したい方はこちら!
「文字だけじゃちょっと不安…」という方は、実演動画もご用意しています。
貼り方の動きや道具の使い方がよくわかりますよ。
和襖の詳しい貼りかたブログはこちら。
和襖の詳しい貼りかた動画はこちら。
まとめ|ふすまの貼り替えで、お部屋をもっと楽しく
襖は難しそう…と思われがちですが、
ふすま紙の選び方と貼り方のコツさえ知っていれば、DIY初心者でも気軽に楽しめます。
しかも、ウィリアム・モリスなどのデザイン柄なら、お部屋のアクセントとしても大活躍。
「和室の雰囲気を変えたい」
「賃貸でもおしゃれにしたい」
「自分だけの空間を作りたい」
そんな方に、ふすまDIYはぴったりです。
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📩 ご質問や貼り方のご相談は、お気軽にお問い合わせください!